「絵が上手くなりたいけど、なかなか上達しない…」
そんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?実は、短期間で集中して練習することで、劇的に上達することができます。

短期集中は技術を上げたい時に特におすすめです。私もたまにやります。
今回は短期間の集中練習が効果的な理由と、具体的な練習方法を紹介します。
短期間の集中練習が効果的な理由
集中力が高まり、効率が良くなる
短期間で「これを描けるようになろう!」と目標を決めると、集中力が高まりやすくなります。
ダラダラと何ヶ月も描くより、数日〜数週間の短期間で集中的に描くほうが、効率よくスキルが向上します。
短期間で大量の経験値を得られる
絵の上達には「描いた量」が大きく影響します。
1ヶ月に10枚描くより、1週間で10枚描くほうが、経験値の積み重ねが早くなるため、短期間で飛躍的に成長します。
短期間での反復が記憶に定着しやすい
脳は短期間で繰り返し行われたことを「重要な情報」として記憶する性質があります。
例えば、1週間のうちに毎日同じポーズを100回描くと、1ヶ月かけて100回描くよりも圧倒的に体が覚えやすくなります。
「上達の手応え」を感じやすい
短期間で集中して練習すると、上達を実感しやすくなり、「もっと描きたい!」というモチベーションにつながります。
これは「成功体験の積み重ね」によって、継続の意欲が高まる心理効果です。

練習で描いたスケッチのひとつ。写真を見ながら描いています。
短期間で絵を上達するための練習方法の例
① 目標を決める(何を上達させたいのか?)
「とにかく絵が上手くなりたい」と思っても、具体的に何を練習すればいいのか分からなくなります。
短期間で上達するためには、「この期間で●●を描けるようになる!」という明確な目標を決めましょう。
例:
✅ 1週間で「顔のバランス」をマスターする
✅ 3日間で「手の描き方」に集中する
✅ 10日間で「構図を理解する」
② 毎日描く時間を確保する
短期間で上達するためには、毎日30分〜2時間程度の練習を継続するのが理想です。
1日置きに練習するより、毎日少しずつでも描いたほうが、脳と手が感覚を覚えやすくなります。
おすすめの練習スケジュール例
期間 練習内容
1〜3日目 基本形を理解(例:顔のアタリ、手の骨格)
4〜6日目 模写を繰り返す(プロの絵や写真をトレース→模写)
7〜10日目 応用練習(オリジナルのポーズや構図を描いてみる)
③ 時間を決めて「短時間集中」する
長時間ダラダラ描くよりも、短時間で集中して描くほうが効果的です。
たとえば、「30分だけ集中して描く」→「10分休憩」を繰り返すと、疲れにくく、効率よく上達できます。
✅ 「ポモドーロ・テクニック」(25分集中→5分休憩を繰り返す)を活用するのもおすすめ!
④ 「量」をこなすためにスケッチや模写を取り入れる
短期間での上達には、「とにかくたくさん描く」ことが重要です。そのためには、細かく描き込むのではなく、スケッチや模写で「手を動かす量」を増やしましょう。

絵を描き慣れていないと、そもそも絵を描くための筋肉を上手く使えなくて技術が上がらないのです。
私もしばらく絵を描いていないと手が思い通りに動かなくなります。
✅ 30秒〜1分でササッとスケッチする「クイックスケッチ」
✅ アニメや写真の模写を繰り返す(トレース→模写→アレンジ)
✅ 1枚の完成度を求めるより、5枚・10枚と数をこなす
⑤ できるだけ「人に見せる」「フィードバックをもらう」
自分だけで描いていると、客観的に見たときの「違和感」に気づきにくくなります。
短期間で成長するために、SNSや友人に絵を見せてフィードバックをもらうことをおすすめします!
✅ XやInstagramに「練習中の絵」を投稿する
※変な人から絡まれたら無視して即ブロック
✅ 絵の上手い人の意見を聞く
※ただしアドバイスが上手い方(やる気を引き出してくれるような方)に!
✅ 描いた絵をたまに見直してみる(客観視する)
短期間の集中練習で絵の成長スピードを加速させる!
短期間で集中して練習することで、「集中力アップ」「経験値の積み重ね」「記憶の定着」「成功体験」といった効果を得られます。
✅ 目標を決めて、何を上達させたいのか明確にする
✅ 毎日少しずつでも描く時間を確保する
✅ 短時間で集中して練習し、量をこなす
✅ 模写やスケッチを取り入れ、手を動かす時間を増やす
✅ 人に見せてフィードバックをもらう
「いつか上手くなりたい」と思っているだけではなかなか上達しません。
「今週はこのテーマで集中練習しよう!」と決めて、短期間で一気にスキルアップを狙いましょう!
コメント