絵を描くことは好きだったはずなのに、いつの間にか嫌いになってしまった…嫌いになりそう…。
今回はそんな人に向けた内容です。
絵を描くことが苦痛になるのには、いくつかのパターンがあります。しかし、その原因を知り、適切な心の持ち様を身につけることで、絵を長く楽しく続けられるようになるかもしれません。

私は絵を描くことに絶望し、絵が嫌になって、絵を描くのを完全にやめた経験があります。(笑)だからこそ嫌いになってしまう方の気持ちがわかります。
今回は絵を嫌いになるよくあるパターンと、その対処法を私の経験を踏まえてお伝えします。

絵を描くことが嫌いになる典型的なパターン
自分の絵が下手だと感じて大きく自信を失う
「思ったように描けない」「他の人の絵と比べて劣っている」と感じてしまい自信を失う。絶望する。
完璧主義になりすぎて、途中で投げ出したくなる。
他人の批判や評価を気にしすぎる
SNSや周囲の反応を過度に気にして、「いいね」が少ないとモチベーションが下がる。
他人の意見に振り回され、自分の描きたいものがわからなくなる。
絵を描くことが義務感になり苦痛になる
「毎日描かなければならない」と思い込んで、楽しむ余裕がなくなる。
練習や仕事として絵を描くことが義務感やプレッシャーになり、楽しさを見失う。
成長が停滞し挫折する
初心者の頃はどんどん上手くなっていたのに、ある時期から成長が感じられなくなる。
「自分には才能がない」と思い込み、やる気を失う。
他人と比べすぎてしまう
SNSや展示会で見る他人の作品と自分を比較して、劣等感を抱く。
他人の成功やスキルにばかり目が行き、自分の進歩を見失う。
絵を長く続けるための心の持ち様
絵は「楽しむもの」と割り切る
上手く描くことよりも、「描いている時間そのものを楽しむ」ことにフォーカスしましょう。
完璧を目指すのではなく、「失敗してもいい」「遊び心を持つ」ことが大切です。
自分と他人を必要以上に比べない
他人の作品はあくまで「参考」程度にとどめ、自分のペースで進みましょう。
「昨日の自分」と比べて少しでも進歩していれば、それが成長です。
無理をしない、休む勇気を持つ
疲れたら思い切って休みましょう。描きたい気持ちが自然と湧いてくるまで待つのも大切です。
心の余裕があるときに描くことで、より楽しく続けられます。
描きたいものを自由に描いてみる
誰かに評価されるためではなく、「自分が好きなもの」を描きましょう。
描きたいテーマが見つからない場合は、過去のスケッチや写真からインスピレーションを得るのもおすすめです。
成長が伸び悩んでも気にしない
停滞期は誰にでも訪れるものです。焦らず、「描き続けるだけでも成長している」と信じましょう。
新しい画材や技法を試すことで、マンネリを打破できることもあります。
絵を続けるための具体的なアイデア
小さな目標を設定する
「一日一枚の小さなスケッチ」「週に一度、色を使った絵を描く」など、達成可能な目標を立てましょう。
大きな目標よりも、小さな成功体験がモチベーションにつながります。
優しい仲間を見つける
絵を描く仲間やコミュニティに参加して、ポジティブな交流を楽しみましょう。
批判ではなく、励まし合える環境を選ぶことが大切です。
SNSから距離を置く時間を作る
SNSを一時的に休止する、または作品を公開せずに描く時間を設けるのも良い方法です。
他人の反応を気にせず、純粋に自分のために描くことで、楽しさを取り戻せます。
絵を描くことを嫌いにならないために
絵を描くことが嫌いになる原因は、自分を追い詰めすぎたり、他人と比べすぎたりすることが多いです。長く楽しく続けるためには、「自由でいい」という心構えを持つことが重要です。
絵を描くことは、必ずしも成果や評価を求めるものではありません。描いている時間を楽しむこと、自分のペースで成長することが、絵を続ける上でのカギになります。
もし今、描くことが苦痛に感じているなら、一度休んでみてください。そして、自分の好きなものを描く楽しさを思い出してください。絵はあなた自身の表現であり、自由であっていいのです!
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